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さて、公園にもフルーティアンがいる。しかし、季節限定である。 5月に入れば、公園のテント村周辺には、たくさんの野いちごが実る。草としての野いちごというのは相当に強靱らしく、ドクダミにも勝ってあたりは野いちご王国になっている。白い花も可憐なものだが、なんといってもその実は食べられる。ほんのり甘酸っぱくて(塾したものは甘みが増す)そこそこ、おいしい。ぼくも、朝起きたら、数粒口に放り込む。ビタミンである。、そうはいっても、野生のものはたいていそうだけど大量に食べる気はそんなにしない。ジャムにする手もあるけど、そうすると、がっかりするほど、かさが減ってしまう。 ぼくの近所のテントのおじさんは、朝から腰をかがめて、イチゴ摘みをしている。昼もしている。よく見ると夕方もしている。話をきいて驚いた。「3食、イチゴだけだよ」とルビーのように輝くザルにいっぱいのイチゴを手に快活に笑う。一日600個食べているそうだ。「身体にはいいみたいよ」とのこと。たしかに、いつもに増して元気そうだ。便の調子もいいとのこと。超ビタミンC療法だ、とも。すごい人がいたものだ。彼は言った。1ヶ月で、一生分食べてやろうと思っている。 その野イチゴもそろそろ盛りをすぎてきたようだ。だんだんとウジのような白い虫がついたりする。(彼は、そんなの気にしない、と言っていたが、、、) 野イチゴが終わると、なめくじの季節がはじまり、うっとおしい梅雨がやってくる。
by isourou1
| 2014-05-19 23:16
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