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桜が散った頃だったか、大小2匹の鴨が連れだって歩いていた。テント村から近いトイレのあたりをスタスタと歩いていた。その後ろから、カラスがピョコンピョコン。からかっているのだろう。鴨は180度首を後ろにひねって「なんでついてくるのよ。いい加減にしてえ」という具合にグァと鳴く。カラスは立ち止まるが、再びピョコンピョコンとついて歩く。しかし、そういう鴨も特に目的はなさそうだ。天気がいいから散歩しているのだろう。 もう1ヶ月以上がたっているが、未だ近辺に居ついている。トイレ近くの樹下に、ゴーカートのごとくブルーシートで囲いを作って暮らしている人に、鴨のことを聞いてみたら「ああ親子のやつ。5月くらいは子鴨が親にくっついて歩いていたけど、最近では子どもが前を歩いているよ」と言う。たしかに2匹の大きさが変わらなくなっている。どっちが子どもが分かるなんてさすがである。「さっき、そこを歩いていたよ」と言うので、見に行くと水場あたりを悠長に行進している。しかし、なんでこの辺りにずっといるのだろうか? 特に鴨が好きそうなものがあるわけでもなく、テリトリーというには漠然とした感じである。 ちなみに、今回のタイトルは、日頃は粗暴な立ち振る舞いもなくはない知人のホームレスのおっさんが、鳩に餌をあげながら、鳩ちゃん、と呼びかけているのに倣ったものである。
by isourou1
| 2018-06-07 21:53
| ホームレス文化
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